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市ヶ谷・牛込神楽坂エリアの歯科・歯医者|海谷歯科医院|精密根管治療&インプラントにも対応

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海谷歯科医院

7月, 2024年

8月の夏季休診、研修について[2024年07月29日]

市ヶ谷の歯医者、海谷歯科医院です。

当院では下記の期間を夏季休診とさせていただきます。

8月10日(土)~ 15日(木)

また下記の期間は研修のためメインテナンスのみ受付とさせていただきます。

8月20日(火)~ 24日(土)

ご予約ご来院の際にはご確認下さい。
何卒よろしくお願い致します。

40代女性 「ジルコニア」で欠けた詰め物を修復し「ラミネートベニア」を用いて歯の隙間を審美的に改善した症例[2024年07月11日]

患者 40代女性
主訴 「歯が欠けたのできれいに治したいのと、歯の隙間も埋めたい」とご相談いただきました。
診断 拝見したところ、右下の奥歯はプラスチック製の「コンポジットレジン」で虫歯治療がされていたものの、詰め物の一部が欠けていました。
コンポジットレジンは経年劣化により歯との間に段差や隙間が生じやすく、これが原因で欠けたものと考えられます。

このまま放置すると、段差や隙間に汚れが蓄積し細菌が侵入することで虫歯のリスクが高まることから、新しい詰め物で修復する必要があります。

また、患者様は矯正治療を受けておられ、歯並びはきれいに整っていますが、右上の前歯と奥歯の間に隙間が生じており、見た目が良くありませんでした。
矯正後に生じた隙間は見た目だけでなく、今後の歯並びにも影響を与えるおそれがあるため、こちらについても治療が必要と診断しました。

行ったご提案・治療内容 診断内容を丁寧に説明したうえで、右下の奥歯は古い詰め物を除去し「ジルコニア」の詰め物に交換すること、右上の隙間にはセラミック製の薄い板を歯の表面に貼り付ける「低侵襲ラミネートべニア」で修復することを提案し、治療に同意いただきました。

ジルコニアは、経年劣化しにくく虫歯の再発リスクが低いとされている「セラミック」の中でも、特に強度の高い素材で強い力がかかる奥歯などに適しています。
また、通常の被せ物を使用した修復では、土台となる歯を削って形を整える必要がありますが、低侵襲ラミネートベニアは歯を削らずに見た目の改善が可能です。

まず、右下奥歯の古い詰め物を除去したあと、ジルコニアの詰め物を作製するために形を整えました。そして、右上の前歯と奥歯は、ラミネートべニアを作製するために型取りを行っています。

後日、完成したジルコニアの詰め物とラミネートべニアを一度口腔内に取り付けて、色や形、噛み合わせなどを確認してから最終的にしっかりと装着し、治療を終了しました。

治療から6ヶ月経った現在も、経過は良好です。

治療期間 約3週間
費用 約182,000円
(2本分)
治療のリスク ・装着に際し、天然歯を削る必要があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・ラミネートべニアは非常に薄いセラミックのため、強度は弱くなります
・中の歯の色の影響を受けやすいため、変色が強い歯には適さない場合があります
・自費診療(保険適用外治療)です

治療前

治療前 | 市ヶ谷・歯医者

治療前 | 市ヶ谷・歯医者

治療中

治療中 | 市ヶ谷・歯医者

治療中 | 市ヶ谷・歯医者

治療後

治療後 | 市ヶ谷・歯医者
歯の形態も回復しています。

治療後 | 市ヶ谷・歯医者
歯の形態も回復しています。

治療後 | 市ヶ谷・歯医者

70代女性 温存が難しい歯を抜き「インプラント治療」でしっかりと噛めるように改善した症例[2024年07月11日]

患者 70代女性
主訴 「噛みしめると歯がうずくようになった」とご相談いただきました。
診断 レントゲン撮影をして詳しく拝見したところ、左下奥歯の歯根が割れており、歯を支える骨もほとんどなくなっている状態でした。これは、歯根や歯茎が細菌感染を起こしたことが原因だと考えられます。

この状態の歯を温存するのはとても難しく、このまま放置すると細菌感染が広がって周囲の歯にも悪影響を及ぼすおそれがあるため、まずは抜歯を行い、その後しっかりと噛めるよう歯を補う治療が必要だと診断しました。

行ったご提案・治療内容 左下奥歯は温存が難しいため、抜歯が適切であることを丁寧にお伝えし、抜歯後の隙間を補う方法として顎の骨にネジを埋め込んで噛めるようにする「インプラント治療」を提案しました。
患者様は、以前、当院でインプラント治療を受けたことがあり、治療の利点をご理解いただいていたため、今回もインプラントを希望されました。

まずは左下奥歯を抜き、歯茎が治癒するのを待ってからインプラントを埋め込む手術を行います。
インプラント埋入の際には、顎の骨の形状や上の歯との噛み合わせを考慮しながら、しっかりと噛める位置にインプラントを配置しました。

インプラントを埋入してから3ヶ月後、顎の骨にインプラントが定着したことが確認できたため、耐久性に優れ自然な白さの「セラミック」の被せ物を作製してインプラントに装着し、治療を終了しています。

治療から3ヶ月が経過した現在も、経過は良好です。

治療期間 約4ヶ月
費用 440,000円
治療のリスク ・外科処置後に腫れ、出血が生じる場合があります
・外科処置後に痛みが長引く場合があります。必要に応じ痛み止めを併用します
・メンテナンスを怠ったり、喫煙したりすると、お口の中に大きな悪影響を及ぼし、インプラント周囲炎などにかかる可能性があります
・糖尿病、肝硬変、心臓病などの持病をお持ちの場合、インプラント治療ができない可能性があります
・高血圧、貧血・不整脈などの持病をお持ちの場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります

治療前

治療前 | 市ヶ谷・歯医者
歯根の感染により抜歯しました。

治療前 | 市ヶ谷・歯医者
術前のレントゲン写真です。

治療前 | 市ヶ谷・歯医者
CT写真です。

治療前 | 市ヶ谷・歯医者
CT写真です。

治療中

治療中 | 市ヶ谷・歯医者インプラント埋入後3ヶ月が経過した写真です。

治療中 | 市ヶ谷・歯医者インプラント埋入後3ヶ月のレントゲン写真です。

治療後

治療後 | 市ヶ谷・歯医者
適正な位置にインプラントが配置されています。

治療後 | 市ヶ谷・歯医者
術後のレントゲン写真です。
適正な位置にインプラントが配置されています。

治療後 | 市ヶ谷・歯医者
適正な位置にインプラントが配置されています。

20代女性 治療途中の歯に根管治療を施し「ジルコニア」の被せ物で美しく修復した症例[2024年07月11日]

患者 20代女性
主訴 「他院で治療中の歯を診てほしい」とご相談いただきました。
診断 レントゲン撮影で詳しく確認したところ、白い詰め物が装着されている右上の奥歯は、歯の神経を取り除く処置「抜髄(ばつずい)」を行っていることが判明しました。
この状態のまま放置すると、顎の骨にまで細菌が感染するリスクも考えられるため、早急に治療を行う必要があると診断しています。
行ったご提案・治療内容 診断内容について丁寧に説明したうえで、もともと神経が入っていた管をきれいに清掃し薬を詰めて封鎖する「根管治療」を行うことをお伝えしました。

根管治療に使用する薬にはいくつかの選択肢がありますが、患者様は「再発しにくい方法でしっかり治したい」と希望されており、保険診療のものでは悪化したり再発したりする可能性があります。
そこで、殺菌効果が高く神経の穴をしっかりと封鎖でき、治療後も長期的な歯の温存に期待がもてる自費診療の「MTA」を提案したところ、同意いただきました。

また、装着されていた詰め物が大きく残せる歯質の量も少ないため、歯全体を覆う被せ物で修復する必要があることも併せてお伝えしています。

まず古い詰め物を取り外し根管治療を施したあと、痛みが和らぎ歯の根がきれいになったことを確認してから、歯の形を整えて土台を作り、被せ物の型取りを行いました。

最終的な被せ物の種類は、患者様が「白い歯にしたい」と希望されたため、自然な白さで強度もある「ジルコニア」を採用しています。
後日、完成したジルコニアの被せ物をしっかり装着し、治療を終了しました。

治療から6ヶ月経過した現在も、経過は良好です。

治療期間 約1ヶ月
費用 約240,000円
(根管治療、被せ物)
治療のリスク ・治療中まれに器具の破折、被せ物や詰め物など修復物の損傷、歯の破折が起こる場合があります
・まれに根管治療後も再治療、外科手術、抜歯などの処置が必要となる場合があります
・治療中や治療後に不快症状が出たり、治療後に痛みや腫れなどが生じたりする可能性があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・装着に際し、天然歯を削る必要があります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります

治療前

治療前 | 市ヶ谷・歯医者

治療中

治療中 | 市ヶ谷・歯医者

治療中 | 市ヶ谷・歯医者

治療中 | 市ヶ谷・歯医者

治療後

治療後 | 市ヶ谷・歯医者

治療後 | 市ヶ谷・歯医者
調和のとれた白い被せ物を装着しました。

冷たいもの 知覚過敏[2024年07月05日]

みなさんこんにちは。海谷歯科医院海谷です。
かなり暑い日が増えてきました。
この時期は冷たいものを飲むことが多いと思います。
みなさんも冷たいものを口に含んだ時、あ、痛!しみる!といった経験をしたことがある方もいらっしゃると思います。
あれ?昨日まで平気だったのに?前よりしみるなあとか思ったりしたことないですか?

まずは歯医者に行ってみてください。むし歯かもしれません。違うかもしれません。
診断をしてみないとわからないのです。レントゲンをとれば大体の診断は可能です。
もし虫歯でなければ知覚過敏の可能性が高いです。
虫歯ではないので同じ症状でも圧倒的に優位です。
歯を削る必要はないので、こんなことで神経を取りましょうなんていう歯科医なら、すぐさま転院してください。

まずは原因から。
これはブラッシングの仕方がほとんどの原因です。
横磨きを激しくするとほっぺた側の歯茎の退縮を招いて、象牙質の露出によって刺激が神経に伝達するという仕組みです。
一度歯肉が退縮すると自然に元に戻ることはありません。

なので、まず退縮した部分に対し薬液(知覚過敏を和らげる)を塗布したり、家で歯磨き粉(シュミテクト)を使用してもらって、症状が軽減すれば経過観察です。
それでもあまり変わらないようなら、露出した部分に樹脂を貼り付ける処置を行うことが多いです。
この処置は症状の軽減には効果がある処置ですが、経年劣化が早い欠点がありますがこの方法をとることが多いです。

もう一つは、歯肉を他の部位から移植する方法です。
この方法は根本治療になりますので、完全に元に戻すことができます。
しかし外科処置を伴いますので、患者さんが選ばれるのはまれです。最終手段かと思います。
知覚過敏にも色々な手技で対応できますので、しみるからといって悲観的になって安易に神経を取らず、ブラッシングの仕方をあらためて、症状に合った処置をしてもらってください。

 

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記事の著者

海谷 幸利

海谷 幸利(かいや ゆきとし)

経歴
1996年 海谷歯科医院 開業
歯学博士
所属学会・スタディグループ
5-D Japan メンバー
OJ 正会員
EAED(ヨーロッパ審美学会)アフィリエイトメンバー
東京SJCD会員
国際インプラント学会 認定医(ICOI)
AAP会員
南カリフォルニア大学客員研究員
日本顕微鏡学会会員
日本歯周病学会会員
厚生労働省認定臨床研修指導医

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