当院の患者様は治療後も予防や健康的な歯を維持するためメインテナンスに通われています。
当院の予防歯科についてご覧くださいませ。
よく患者さんからインプラントはどのくらい持つの?一生持つの?
という質問を受けます。
今回はインプラントの寿命や長持ちさせるために必要なことについてお話しします。
結論から言いますと、インプラント自体(チタン)の寿命はかなり長いと
思います。
しかし患者個々の噛み合わせ、(強い、弱い)、口腔内環境、清掃状況、全身状況等
患者一人ひとり状況が違うため一概に結論づけできないのが現状です。
まず噛み合わせが強ければそれに負けてインプラント自体が折れることもあります。
清掃状況が悪ければインプラントに炎症が起こり抜けてきてしまいます。
何十年と経過良好であったのに全身状況が悪くなりインプラント周囲炎に罹患すること
もあります。
このようにさまざまなことが関係してきます。
ただ言えることはインプラント治療は費用対効果が非常に高いということです。
最初の治療費はかかりますが長い目で見ると失った部分を他の歯が負担するのではなく
インプラントで再生させることになるため他の全ての歯を守ることができます。
これはインプラント治療しかできないことです。
また入れ歯を安定させるインプラント治療を行えば入れ歯の方でも咀嚼能力は格段にアップ
します。ひいては長寿につながっていきます。
自分の寿命とインプラントの寿命がリンクすればこんないいことはないのかもしれません。
ただ、長持ちさせるためにはきちんと定期検診をうけご自身の口腔内環境をきちんと整えて
おく必要があります。いれたら最後ではなくここからが重要ということです。
インプラントの寿命を延ばしたいのであれば、とにかくプロの定期検診を年に最低でも3回以上は受けるよう心がけてください。
いかがでしたでしょうか?
インプラントの寿命は患者様の口腔環境(嚙み合わせの強さや清掃状況)によって変わってきますが、一番大事なことは歯科医院で定期検診を受けることで長持ちさせることできます。
セルフケアだけでなくプロの検診を受けることで、インプラントのみならず他の自然な歯も虫歯になりにくくなります。健康な歯を保ち続けていきましょう。
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