当院の患者様は治療後も予防や健康的な歯を維持するためメインテナンスに通われています。
当院の予防歯科についてご覧くださいませ。
患者 | 60代女性 |
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主訴 | 「折れてしまったところに歯を入れたい」とご相談いただきました。 |
診断 | 拝見したところ、右上の奥歯(第2小臼歯/5番)が折れて根っこだけになっていました。 残っている根にもひびが入っており、根の先には炎症が起こって膿の袋ができていたため、歯の寿命が短く残すことは難しい状態でした。 患者様は「歯を抜くのであれば、その後の治療はインプラントが良い」とご希望でした。 |
行ったご提案・治療内容 | 患者様のご希望に沿って、折れた歯を抜いてからあごの骨に人工の土台を埋め、その上に歯を取り付ける「インプラント治療」を選択しました。
根の先に炎症があったため、抜歯後すぐにインプラントを埋めると上手く定着しない可能性があることをお伝えし、抜歯してからあごの骨が再生するまで7ヶ月ほど待つことを了承いただきました。 7ヶ月後、CT撮影を行ってあごの骨の状態を拝見したところ、十分な骨の量が確認できたため、骨造成はせず、インプラントを埋める手術を行いました。 手術から4ヶ月後、インプラントとあごの骨がしっかりくっついてから型取りをし、作製した人工の歯をインプラントの上に取り付けて噛み合わせを回復しました。 |
治療期間 | 約11ヶ月 |
費用 | 450,000円 |
術後の経過・現在の様子 | 治療終了後6ヶ月が経過し、痛みなどもなく良好です。 患者様にも「きれいな歯が入って嬉しい。食事も違和感なくできている」と大変ご満足いただきました。 現在はインプラントを長くお使いいただけるよう、定期的なメンテナンスでご来院いただいております。 |
治療のリスク | 強い力がかかると被せ物が欠けることがあります。 |
治療前
治療前のお口全体のレントゲンです。
抜歯してから7ヶ月後のCT画像です。
治療中
インプラントを埋めた直後の写真です。
インプラントを埋めて4ヶ月経った後、歯の型取りを行いました。
インプラントを埋めた直後のレントゲンです。
治療後
歯の形も回復しています。
歯ぐきのラインも隣の歯と合ってきれいに整っています。
治療終了後のレントゲンです。