患者 | 50代 女性 |
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主訴 | 歯茎が腫れる。磨いてもなかなか治らない。 |
診断 | レントゲンと視診、ポケット測定により根分岐部病変2度と診断。ポケットは10mm。排膿があり、かなりの骨欠損が見られた。 |
治療内容 | 患者は他医院において抜歯後のインプラントや、抜歯後のブリッジを長年提案されていたが迷っていた。 当院においては患者には「ブリッジを外し抜歯後インプラント埋入」と「歯茎を開けて再生療法を行う」という2つの治療方法を提案。理由としては、長いスパンのブリッジは予後不良になる可能性が非常に高いく、これは勧めないことを伝えた。またインプラントは予後は良いが抜歯が必要なこと、一方、再生療法は今の状態のままいられるが非常にテクニックセンシティブであり、患者の協力がかなり必要なことを説明した。 説明後、患者は再生療法を選んだ。 |
治療期間 | まず徹底したプラークコントロールを行い、歯肉の腫張を無くした。(約1ヶ月) その後再生療法を行った。 |
費用 | 100000円(再生材料込み) |
治療のリスク | 予後は8ヶ月で良好であるが口腔内清掃を怠ると再び再発する可能性がある。 |
患者 | 60代 女性 |
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主訴 | 歯が取れた。少し忙しく放置していた。 |
診断 | レントゲン診査と視診により、虫歯の部位は深くなく低侵襲の治療で修復可能と診断。 |
治療期間 | 2週間 |
費用 | 300000円(税別) |
治療のリスク | 修復物が欠けることがある。 |
治療前
治療後
患者 | 30代 女性 |
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主訴 | 歯茎が腫れている。噛むと違和感がある。 |
診断 | x線審査と視診により前医が神経を残し治療したがう蝕部位が深く神経が経時的に壊死し歯根膜炎を起こした。 |
治療内容 | 根管治療を行い、感染源の除去後補綴処置を行う。 補綴処置は適合性が重要になってくるため、保険の材質ではなくきちんとした材質を患者は選んだ。 上部構造の適合性により根管治療の予後が大きく変わるため。 |
費用 | 根管治療 100000円(税別) ジルコニアクラウン 130000円(税別) |
治療後の経過 | 予後2年経っているが良好に推移している。 |
治療のリスク | 咬合時に歯が破折するリスクがある。 |
患者 | 40代 男性 |
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主訴 | かぶせものが取れた。 |
診断 | レントゲンと視診により虫歯の範囲が骨縁まで広がっており保存不可能と診断。 |
治療内容 | 欠損した部位を回復するには、ブリッジ、入れ歯、インプラントの3択がある。 一長一短がありブリッジの場合は隣の歯を削らなければならない。 隣の歯は健全な歯であり削るのはかなりのデメリットである。 入れ歯は隣の歯は削らないが異物感が残るのと、噛む感じが他の2つとは大きく変わる。 インプラントは他の部位には全く影響を及ぼさないが外科処置を伴うこと、治療費がかかることを説明。 患者はインプラント治療を選択した。 |
費用 | 450,000円(税別) |
治療後の経過 | 抜歯と同時にインプラントを埋入することにより外科処置を一回で済ませた。 これにより患者の負担は大きく減り、また治癒期間も短くできる。 予後良好 2年 |
治療のリスク | デメリットはブラッシングを怠ると炎症を起こすことがある。 |
患者 | 50代 女性 |
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主訴 | 紹介によりお見えになった。 前歯の歯肉が腫れている。 痛みはあまりないがしばらく腫れているので見て欲しい。 |
診断 | CTにより歯の破折を疑った。補綴物を撤去したところ破折線を発見。 |
治療内容 | 患者には保存不可能と説明し抜歯が必要であると説明した。 患者は歯が一刻でもないのが困るということなので、両隣在歯を削ったブリッジか抜歯即時のインプラントかの選択をお願いした。 患者はより侵襲の少ないインプラントを選択された。 |
治療期間 | 約4ヶ月 |
費用 | 約500,000円(税別) |
治療後の経過 | 予後1年良好。 |
治療のリスク | ブラッシングを十分に行わない場合、再び退縮を起こす可能性があります。 |
患者 | 40代 女性 |
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主訴 | お口の中全体的にしみるとのことでご相談いただきました。 |
診断 | 拝見したところ、歯ぐきが萎縮して歯の根下が出てしまいしみている状態でした。 |
治療内容 | 治療としては二通りご提案しました。 一つは、歯茎が下がって見えていた根の部分にレジン(歯科用プラスティック)をはり防ぐ方法。 もう一つは歯肉そのものを移植し、元に近い状態に戻す方法で、根面被覆といいます。 患者様ご自身で根本治療となる歯ぐきの移植をご希望されたため、根面被覆で治療しました。 |
治療期間 | 約1ヶ月 |
費用 | 約70,000円(税別) |
治療後の経過 | 予後は良好で、現在もクリーニングで通院いただいています。 |
治療のリスク | ブラッシングを十分に行わない場合、再び退縮を起こす可能性があります。 |
患者 | 40代 女性 |
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主訴 | 噛むとしみる。 |
診断 | 視診により歯の亀裂線を指摘 噛み合わせが強く、咬合も悪いためこのようになったことを説明。 |
治療内容 | 治療としてはまず亀裂線がどこまでいっているのかを確認。 今回の場合は歯髄を残せる位置であったため、噛む面を補綴物で覆うことにより咬合圧を全体で受け止めた。 またカバーすることで、これ以上破折が広がらないよう考慮し補綴物を作成した。 デメリットとしては歯質の削除量が少し多くなることである。 |
費用 | 約100000円 |
治療後の経過 | 咬合の改善を患者は望まなかったため、予後のためマウスピースの装着を義務づけた。 |
治療のリスク | マウスピースの装着を怠った場合、歯が破折する恐れがある。 |
治療前
治療中
治療後
患者 | 40代 女性 |
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主訴 | 3年前に直した部分の歯茎が腫れた。痛みは噛むと痛い。 |
診断 | x線診査では根尖病変はかすかにあるように見える。 もしかしたら破折の可能性もあるということを患者に説明。 もし破折ならば場所によっては抜歯もあり得ることを了解してもらい、治療を始めた。 |
費用 | 根管治療 100000円 補綴物 120000円 |
治療内容 | 元の被せ物を撤去後破折線はみつからなったため根管治療開始。 x線ではうまくいっていそうな根管治療でもダメなケースはよくあり、このケースも不十分な根管治療であった。 根管治療終了後土台を築造、ジルコニアクラウンを装着した。 |
治療後の経過 | 予後は良好。 |
治療のリスク | 硬いものを噛んだ時被せものがチップする可能性がある。 |
治療前
治療中・治療後