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症例

60代女性 炎症を起こした奥歯に根管治療を行いジルコニアクラウンで修復した症例[2025年10月26日]

患者 60代女性
主訴 「噛むと違和感があり、痛みもある」とご相談いただきました。
診断 レントゲン撮影をして詳しく拝見したところ、左下奥歯に慢性歯根膜炎が認められました。
慢性歯根膜炎とは、歯の神経が通っている根管から歯根を覆う歯根膜が細菌感染して、炎症が起きる病気です。

このまま放置すると細菌感染がさらに進行し、歯根周囲の骨が破壊されて最終的には歯を失うおそれがあるため、早急に治療をする必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容 患者様は「この機会に完治させたい」と希望されたため、根管治療を施したあと、歯全体をすっぽりと覆う被せ物で噛み合わせを回復する治療方法を提案しました。

根管治療とは、細菌感染した神経を除去して根管を洗浄・消毒し、薬を詰める治療方法です。
今回は、殺菌効果の高いMTAセメントを用いて根管をしっかりと封鎖することをお伝えし、治療に同意いただきました。

また根管治療後の被せ物には、ジルコニアクラウンを選択しています。

メリット:自然な白さが再現できる。人工ダイヤモンドと呼ばれるほど高い強度と耐久性をもつため、奥歯のような強い力がかかる場所に適している
デメリット:非常に硬いため、噛み合わせの調整が不十分な場合、噛み合う歯に負担をかけるリスクがある

まずは左下奥歯に根管治療を行い、MTAセメントを用いて根の先端まで隙間なく封鎖します。
その後、被せ物を装着するために歯の形を整え、型取りを行いました。

後日、完成したジルコニアクラウンを装着し、歯にぴったりと合っているか、噛み合わせに問題がないかを十分に確認して、治療を終了しています。

治療期間 約1ヶ月
費用 約260,000円
(根管治療、上部構造)
治療のリスク ・まれに根管治療後も再治療、外科手術、抜歯などの処置が必要となる場合があります
・治療中まれに器具の破折、被せ物や詰め物など修復物の損傷、歯の破折が起こる場合があります
・治療中や治療後に不快症状が出たり、治療後に痛みや腫れなどが生じたりする可能性があります
・装着に際し、天然歯を削る場合があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

治療前

治療前 | 市ヶ谷・歯医者

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治療中

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治療後

治療後 | 市ヶ谷・歯医者

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60代男性 歯が抜けている部位にインプラント治療を施した症例[2025年10月26日]

患者 60代男性
主訴 「歯が抜けているところをインプラントで治したい」とご相談いただきました。
診断 拝見したところ、左下奥歯(第1大臼歯)が抜けており、見た目が気になるだけでなく奥歯でしっかりと噛むことが難しくなっていました。
このまま放置すると食事の際に支障が出たり、噛み合わせのバランスが崩れて残っているほかの歯に影響を及ぼしたりする可能性があります。

以上のことから、抜けた歯を補い見た目と噛む機能を回復させる治療が必要と診断しました。

行ったご提案・治療内容 患者様はあごの骨に人工歯根を埋め、その上に人工歯を装着するインプラント治療を希望されています。
インプラント治療は自分の歯のような自然な見た目と噛み心地が期待できる一方で、自費診療のため費用が高くなることや外科処置を伴うため身体的負担がかかること、治療期間が比較的長くなる点がデメリットです。

また、安定したインプラント治療を行うためにはインプラントを支えられるあごの骨が残っているか、インプラントの上に人工歯を取り付けた際に噛み合わせの歯が邪魔をしないかなどを確認する必要があります。
そこで、まずはレントゲンやCTによる検査を実施しました。

その結果、十分な骨の量があり、噛み合わせの歯もインプラントを入れた際に自然に噛める位置に生えていたため、インプラント治療を行う条件は問題ないと判断しました。
検査結果やインプラント治療の手順について患者様に丁寧に説明し同意いただいたうえで、治療を開始しています。

【治療手順】
①左下奥歯の欠損部位にインプラント埋入手術を実施。インプラントを正しい位置と角度であごの骨に埋入し、傷の治りを待つ
②インプラントがあごの骨に問題なく定着したことを確認したあと、インプラントの上に人工歯を装着する

最後に見た目や噛み合わせに問題がないことを確認し、治療を終了しました。

治療期間 約4ヶ月
費用 約420,000円
治療のリスク ・外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
・メンテナンスを怠ったり、喫煙したりすると、お口の中に大きな悪影響を及ぼし、インプラント周囲炎等にかかる可能性があります
・糖尿病、肝硬変、心臓病などの持病をお持ちの場合、インプラント治療ができない可能性があります
・高血圧、貧血・不整脈などの持病をお持ちの場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります
・自費診療(保険適用外治療)です

治療前

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治療中

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治療後

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70代女性 経年劣化した上前歯の詰め物を外しラミネートベニアで修復した症例[2025年10月17日]

患者 70代女性
主訴 「前歯の見た目が気になるので、きれいに治したい」とご相談いただきました。
診断 拝見したところ、上前歯には保険診療の白いプラスチック素材「コンポジットレジン」を用いた詰め物の治療がされていましたが、経年劣化により一部が変色し、歯との間に隙間が生じている状態です。

このまま放置すると、隙間から汚れが入って虫歯を発症するリスクが高まるため、詰め物を作り直す必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容 患者様は長年当院に通院されており、詰め物が外れたり割れたりするたびに、一部を修復する処置である「補修」を受けていました。

しかし、今回は根本的に前歯の審美性を改善したいと希望されたため、セラミックの薄い板を貼り付ける「ラミネートベニア」による修復を提案し、同意いただきました。

メリット:歯を削る量が少なく、短期間で治療が終わる
デメリット:健康な歯を削る必要がある。自費診療のため、やや費用がかかる

まずは、前歯に装着されていたコンポジットレジンを外します。
続いて歯の表面をわずかに削り、色や形にこだわったセラミックの板を接着しました。

最後に、見た目や使用感に問題がないことをしっかりと確認して、治療を終了しています。

治療期間 約4週間
費用 約330,000円
治療のリスク ・非常に薄いセラミックのため、強度は弱くなります
・中の歯の色の影響を受けやすいため、変色が強い歯には適さない場合があります
・ご使用状況により、割れたり欠けたりする場合があります
・自費診療(保険適用外治療)です

治療前

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治療中

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治療後

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30代女性 歯根が割れた左上下奥歯を抜きインプラント治療で噛み合わせを回復した症例[2025年10月03日]

患者 30代女性
主訴 「歯が取れてしまった。また、下の歯は噛むと痛みがある」と、定期健診で通院中の患者様よりご相談いただきました。
診断 拝見したところ、左上奥歯(第1小臼歯)は歯の上の部分である歯冠が折れ、歯根のみ残っている状態でした。
また、左下奥歯(第2小臼歯)には被せ物が装着されています。

レントゲン撮影をして痛みの原因を詳しく検査したところ、左上下奥歯の歯根が割れており、その影響で痛みが出ていると考えられました。

歯根が割れた歯は温存が難しく、このまま放置すると炎症が広がって周囲の歯に悪影響を及ぼすおそれがあるため、抜歯せざるを得ない場合があります。
しかし、レントゲン検査だけでは確実に歯根が割れているかどうかを確定することができません。

以上のことから、温存が難しいと判明している左上奥歯は抜き、左下奥歯は被せ物を取り外して内部を確認したうえで、適切な処置を行うことが望ましいと診断しました。

行ったご提案・治療内容 診断結果をお伝えし、患者様の了承を得たうえで左下奥歯の被せ物を外したところ、レントゲン検査での診断どおり、歯根が割れていることが確認できました。
そのため、患者様には左上下奥歯とも温存が難しい旨を説明し、抜歯に同意いただきました。

患者様は、以前当院で人工歯根を顎の骨に埋入して歯を装着するインプラント治療を受けていたため、今回も左上下奥歯ともインプラント治療を希望されています。

メリット
・抜歯部位のみを治療できるため、周囲の歯に負担をかけずに治療を進められる
・自然な見た目と噛み心地が期待できる

デメリット
・自費診療なので費用がかかる
・治療期間が比較的長い
・外科処置を伴うため、身体的な負担がある

改めてメリットとデメリットをしっかりお伝えしたところ、インプラント治療に対する不安はないとのことで、治療に同意いただきました。

まず、左上下奥歯を慎重に抜きます。
続いてインプラント手術を実施し、インプラントを正しい位置と角度で顎の骨に埋め込みました。

インプラント手術後は経過観察を行い、インプラントが顎の骨に結合したことを確認したら、インプラント上部に取り付ける人工歯を作製するために精密な型取りを実施します。

後日、完成した人工歯をインプラントに装着し、使用感や見た目に問題がないことを確認して、治療を終了しました。

治療期間 約4ヶ月
費用 約840,000円
治療のリスク ・外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
・メンテナンスを怠ったり、喫煙したりすると、お口の中に大きな悪影響を及ぼし、インプラント周囲炎等にかかる可能性があります
・糖尿病、肝硬変、心臓病などの持病をお持ちの場合、インプラント治療ができない可能性があります
・高血圧、貧血・不整脈などの持病をお持ちの場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります
・装着に際し、天然歯を削る場合があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります

治療前

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治療中

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治療後

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40代女性 欠けたセラミックインレーを除去してオンレータイプの被せ物で修復した症例[2025年09月22日]

患者 40代女性
主訴 「歯間部分が欠けてしまった」とご相談いただきました。
診断 拝見したところ、左下の一番奥の歯には歯の一部を覆う白い詰め物であるセラミックインレーが装着されていましたが、日常的に力が加わったことで、右上奥歯と接触する部分のセラミックが欠けていました。

このまま放置すると、欠けた部分から細菌が侵入して虫歯の原因になったり、さらに大きな破折につながったりするリスクがあります。
以上のことから、適切な修復治療が必要であると診断しました。

行ったご提案・治療内容 患者様は審美性と長期間使用できる耐久性を重視されていたため、従来の小さなインレータイプではなく、より広い範囲で歯の噛む面全体を覆うオンレータイプでの修復治療を提案しました。

メリット:被せ物の面積が広く、噛む力によって生じる負担を分散できるため、欠けや破折を予防できる
デメリット:健康な歯をより多く削る必要がある

メリットとデメリットを丁寧にお伝えしたところ、オンレータイプの被せ物による治療に同意いただきました。

まず、破折した既存のセラミックインレーを慎重に除去します。
続いてオンレーが適切に装着できるよう、精密に歯の形を整えました。歯を削る際は、健康な歯質をできるだけ残せるよう配慮しています。
その後、精密な型取りを行ってオンレーを製作しました。

オンレーに用いる素材は、強度と自然な見た目を兼ね備えたE-MAX(イーマックス)を選択しました。
E-MAXは高い透明性と耐久性を持つセラミック素材で、天然歯に近い仕上がりが期待できます。

後日、完成したオンレーを装着して噛み合わせを丁寧に整え、見た目や使用感に問題がないことを確認し、治療を終了しました。

治療期間 約2週間
費用 約110,000円
治療のリスク ・装着に際し、天然歯を削る場合があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

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治療後

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60代男性 歯に合わなくなった被せ物をジルコニアクラウンに交換した症例[2025年09月22日]

患者 60代男性
主訴 「被せ物の根元が黒くなっているのが気になる」とご相談いただきました。
診断 拝見したところ、右上4番目の歯には白い被せ物が入っていましたが、加齢により歯ぐきが下がったことで被せ物が合わなくなり、土台が見えて黒くなっていました。

この歯は笑ったときに見えやすい部分のため審美性に影響が出ており、さらにこのまま放置すると隙間から細菌が入り込んで虫歯が再発するリスクもあります。

以上のことから、被せ物を取り外し新しい被せ物に交換する必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容 診断結果を丁寧に説明したうえで、古い被せ物を外し歯に合った新しい被せ物を作製する治療を提案し、同意いただきました。

この歯は過去の治療で被せ物を装着する際に歯の神経を取る根管治療を行っていました。
根管治療後の歯は時間が経過すると根の周りに炎症を起こすことがあります。
炎症が起きた際には根管治療からやり直す必要があるものの、今回は特に問題は認められなかったため被せ物の交換のみで対応できることも併せて説明しました。

患者様は「見た目がきれいで長持ちする被せ物がいい」と希望され、被せ物の種類は自由診療のセラミックであるジルコニアクラウンを選択しています。

ジルコニアクラウンのメリット・デメリット
メリット:劣化や変色がしにくく自然な見た目を長く維持することが期待できる。保険適用の被せ物に比べて汚れが付着しにくいため、虫歯の再発リスクが低減する
デメリット:自由診療のため費用がかかる。被せ物を装着するためにご自身の歯を削る必要がある

まず古い被せ物を除去して土台の形を整え、精密な型取りを行いました。
その後、周りの歯と色調や形を合わせた被せ物を作製・装着し、見た目や噛み合わせに問題がないことを確認して治療を終了しました。

治療期間 約2週間
費用 ジルコニアクラウン
約130,000円
治療のリスク ・装着に際し、天然歯を削る必要があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、被せ物が割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

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治療中

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60代女性 欠けた歯を自然な見た目と耐久性に優れたジルコニアの被せ物で修復した症例[2025年08月26日]

患者 60代女性
主訴 「歯が欠けたので診てほしい」とご相談いただきました。
診断 拝見したところ、金属の詰め物が装着されている左上5番目の奥歯が加齢によりもろくなったことで欠けていました。

詰め物と自身の歯の間には大きな隙間ができており、このまま放置すると見た目の問題だけでなくしっかりと噛むことができない状態です。
さらにこの隙間に細菌や食べかすが入り込み虫歯が再発する恐れもあることから、見た目と噛み合わせを回復させる治療が必要と診断しました。

行ったご提案・治療内容 診断結果を丁寧に説明したうえで古い詰め物を取り除いてから歯の形を整え、歯全体を覆う被せ物を装着する治療を提案し、同意いただきました。
いままでと同じ小さな詰め物で修復した場合、再び歯が欠けるリスクが高いため、詰め物より耐久性の高い被せ物での治療が適していることも併せてお伝えしています。

また患者様から「きれいで長持ちする素材で治したい」とご希望があったため、被せ物の材質は天然歯のような見た目と強度を兼ね備えたジルコニアを選択しました。

ジルコニアのメリット・デメリット
メリット:劣化や変色が起こりにくく、自然な見た目を長く維持することが期待できる。耐久性に優れ、噛んだ際に力のかかりやすい奥歯でも割れにくい
デメリット:自由診療のため費用がかかる

まず左上奥歯の金属の詰め物を取り除き、被せ物を装着するために歯の形を丁寧に整えました。
続いて、精密な型取りを行います。
その後、周囲の歯と色調や形を合わせたジルコニアの被せ物を作製・装着し、見た目や噛み合わせに問題がないことを確認し、治療を終了しました。

治療期間 約2週間
費用 被せ物治療
約130,000円
治療のリスク ・装着に際し、天然歯を削る必要があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、ジルコニアが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

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50代男性 細菌感染した歯根を精密な根管治療で除去しセラミッククラウンで修復した症例[2025年08月26日]

患者 50代男性
主訴 「頭部に違和感がある」とご相談いただきました。
患者様は歯科医師であり、歯根の周辺にある歯根膜が長期的に炎症を起こしている慢性歯根膜炎ではないかとのことです。
診断 拝見したところ、右上奥歯の歯茎にニキビ状の膿の袋であるフィステルが認められました。

また歯根は位置ごとに名前があり、右上奥歯を写したレントゲン写真からは以下の歯根内部と、すべての神経が通る管である根管内で細菌が繁殖していることが判明しています。

・口腔内の天井部分である口蓋(こうがい)根
・歯列の中心に近い近心根
・歯列の中心から遠い遠心根

通常、1つの歯根に対して1つの根管があるものですが、まれに1つの歯根に2つ根管がある場合があり、患者様の場合は近心根に2つの根管がある可能性があります。

このまま放置すると細菌感染がさらに進行し、歯根周囲の骨が破壊されたり膿んだりして最終的に歯を失うおそれがあるため、早急な治療が必要だと診断しました。

行ったご提案・治療内容 診断結果をお伝えしたうえで、以下の治療計画を提案しました。

①近心根に2つの根管がある可能性があるため、しっかりと細菌を除去するために高倍率の顕微鏡「歯科用マイクロスコープ」を用いた根管治療を行う

②殺菌効果の高いMTAセメントを用いて、根管をしっかりと封鎖する根管充填を行う

③白い被せ物であるセラミッククラウンで修復する

①と③の工程は自費診療になるため費用がかかるものの、患者様はしっかり治療したいと希望されて当院を受診されていたため、治療計画に納得して同意いただきました。

まずはもともと詰められていた詰め物を外し、歯科用マイクロスコープを使用して根管を丁寧に洗浄し、消毒をします。
その後、MTAセメントを用いて根の先端まで隙間なく密封しました。

次に、被せ物を装着するために歯の形を整え、型取りを行います。

後日、完成したセラミッククラウンが歯にピッタリと合っているか、噛み合わせに問題がないかを十分に確認したうえで装着し、治療を終了しました。

治療期間 約3週間
費用 120,000円
(根管治療)
治療のリスク ・まれに根管治療後も再治療、外科手術、抜歯などの処置が必要となる場合があります
・治療中まれに器具の破折、被せ物や詰め物など修復物の損傷、歯の破折が起こる場合があります
・治療中や治療後に不快症状が出たり、治療後に痛みや腫れなどが生じたりする可能性があります
・装着に際し、天然歯を削る場合があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

治療前

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治療中

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治療後

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60代男性 歯茎が腫れて痛みが出ている歯根に精密根管治療を施し抜歯せずに治療を行った症例[2025年08月26日]

患者 60代男性
主訴 「他院で根管治療を行ったが、歯茎の腫れが引かず、噛んだときに痛みがある」とご相談いただきました。
診断 レントゲンを撮影して詳しく拝見したところ、右下奥歯には神経や血管が通る根管に清掃と消毒を行う根管治療が施されていましたが、本来根管がある部位とは違う場所に誤って穴を開けてしまうパーフォレーションが起きていました。
これが原因で違った方向に違う根管を作ってしまっており、治療が必要な実際の根管は手つかずの状態です。

すでに痛みと歯茎が腫れる症状が出ているため、このまま放置すると歯根の周辺組織にまで感染が広がって歯を支える骨が溶け、将来的に歯を失うリスクがあります。

以上のことから、早急に適切な根管治療をする必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容 患者様は「歯を残したいので、精密な治療をしてほしい」とご希望だったため、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を用いて徹底的に感染部位を除去する精密根管治療を提案しました。

メリット:肉眼では見にくい部分まで正確に確認しながら処置ができるため、保険診療の根管治療と比べて精度の高い治療ができる
デメリット:自費診療なので、保険診療の治療と比較するとやや費用がかかる

メリットとデメリットを丁寧にお伝えしたところ、治療に同意いただきました。

まずは、マイクロスコープを用いて精密根管治療を行います。
治療が必要な感染根管を発見し、感染した部分を丁寧に除去しました。

根管内が清潔になったことを確認し、再び細菌が入り込まないよう、殺菌効果が高く根管をしっかりと封鎖することが可能な薬剤であるMTAを詰め、治療を終了しました。

治療期間 約4週間
費用 約120,000円
(根管治療)
治療のリスク ・まれに根管治療後も再治療、外科手術、抜歯などの処置が必要となる場合があります
・治療中まれに器具の破折、被せ物や詰め物など修復物の損傷、歯の破折が起こる場合があります
・治療中や治療後に不快症状が出たり、治療後に痛みや腫れなどが生じたりする可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外)です

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治療後

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40代女性 銀歯の下で再発した虫歯を除去して審美性の高いセラミックの詰め物で修復した症例[2025年07月25日]

患者 40代女性
主訴 「銀歯が気になるので、白くきれいにしたい」とご相談いただきました。
診断 拝見したところ、左上奥歯に装着されていた銀歯の周辺に、2次的な虫歯が認められました。
2次的な虫歯とは、過去に治療した詰め物や被せ物の隙間から細菌が侵入し、再び虫歯になってしまう状態のことです。
銀歯は経年劣化で歯との境目に微細な隙間ができやすく、そこから細菌が入って虫歯が再発することがあります。

このまま放置すると虫歯がさらに進行し、歯の神経にまで達するリスクがあるため、虫歯の除去と同時に、患者様の希望どおり審美的な改善も行う必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容 銀歯と虫歯を除去したあとの治療方法として、セラミックの詰め物で修復するセラミック治療を提案し、同意いただきました。

セラミック治療は、天然歯に近い色調で審美性に優れたセラミックを用いた治療方法で、虫歯の再発リスクを抑えられる点が特徴です。
その一方、自費診療なので比較的費用がかかること、強い衝撃がかかるとセラミックが欠けたり割れたりするリスクがあることも併せてお伝えしました。

まずは装着されていた銀歯を除去し、その下で発生していた虫歯を丁寧に取り除きます。
続いて、セラミックの詰め物が適切に装着できるよう、歯の形を整えました。歯を削る際は、健康な歯の削除量を最小限に抑えることを心がけています。

次に精密な型取りを行い、患者様の歯の色調に合わせたセラミックの詰め物を作製しました。
詰め物の素材には、セラミックのなかでも強度と審美性を兼ね備えたEMAX(イーマックス)を選択しています。

後日、完成したセラミックの詰め物を装着して慎重に噛み合わせを整え、使用感に問題がないことを確認し、治療を終了しました。

治療期間 約4週間
費用 約100,000円
(EMAXインレー1本)
治療のリスク ・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります
・装着に際し、天然歯を削る場合があります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

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