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症例

60代女性 欠けた歯を自然な見た目と耐久性に優れたジルコニアの被せ物で修復した症例[2025年08月26日]

患者 60代女性
主訴 「歯が欠けたので診てほしい」とご相談いただきました。
診断 拝見したところ、金属の詰め物が装着されている左上5番目の奥歯が加齢によりもろくなったことで欠けていました。

詰め物と自身の歯の間には大きな隙間ができており、このまま放置すると見た目の問題だけでなくしっかりと噛むことができない状態です。
さらにこの隙間に細菌や食べかすが入り込み虫歯が再発する恐れもあることから、見た目と噛み合わせを回復させる治療が必要と診断しました。

行ったご提案・治療内容 診断結果を丁寧に説明したうえで古い詰め物を取り除いてから歯の形を整え、歯全体を覆う被せ物を装着する治療を提案し、同意いただきました。
いままでと同じ小さな詰め物で修復した場合、再び歯が欠けるリスクが高いため、詰め物より耐久性の高い被せ物での治療が適していることも併せてお伝えしています。

また患者様から「きれいで長持ちする素材で治したい」とご希望があったため、被せ物の材質は天然歯のような見た目と強度を兼ね備えたジルコニアを選択しました。

ジルコニアのメリット・デメリット
メリット:劣化や変色が起こりにくく、自然な見た目を長く維持することが期待できる。耐久性に優れ、噛んだ際に力のかかりやすい奥歯でも割れにくい
デメリット:自由診療のため費用がかかる

まず左上奥歯の金属の詰め物を取り除き、被せ物を装着するために歯の形を丁寧に整えました。
続いて、精密な型取りを行います。
その後、周囲の歯と色調や形を合わせたジルコニアの被せ物を作製・装着し、見た目や噛み合わせに問題がないことを確認し、治療を終了しました。

治療期間 約2週間
費用 被せ物治療
約130,000円
治療のリスク ・装着に際し、天然歯を削る必要があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、ジルコニアが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

治療前

治療前 | 市ヶ谷・歯医者

治療中

治療中 | 市ヶ谷・歯医者

治療後

治療後 | 市ヶ谷・歯医者

治療後 | 市ヶ谷・歯医者

50代男性 細菌感染した歯根を精密な根管治療で除去しセラミッククラウンで修復した症例[2025年08月26日]

患者 50代男性
主訴 「頭部に違和感がある」とご相談いただきました。
患者様は歯科医師であり、歯根の周辺にある歯根膜が長期的に炎症を起こしている慢性歯根膜炎ではないかとのことです。
診断 拝見したところ、右上奥歯の歯茎にニキビ状の膿の袋であるフィステルが認められました。

また歯根は位置ごとに名前があり、右上奥歯を写したレントゲン写真からは以下の歯根内部と、すべての神経が通る管である根管内で細菌が繁殖していることが判明しています。

・口腔内の天井部分である口蓋(こうがい)根
・歯列の中心に近い近心根
・歯列の中心から遠い遠心根

通常、1つの歯根に対して1つの根管があるものですが、まれに1つの歯根に2つ根管がある場合があり、患者様の場合は近心根に2つの根管がある可能性があります。

このまま放置すると細菌感染がさらに進行し、歯根周囲の骨が破壊されたり膿んだりして最終的に歯を失うおそれがあるため、早急な治療が必要だと診断しました。

行ったご提案・治療内容 診断結果をお伝えしたうえで、以下の治療計画を提案しました。

①近心根に2つの根管がある可能性があるため、しっかりと細菌を除去するために高倍率の顕微鏡「歯科用マイクロスコープ」を用いた根管治療を行う

②殺菌効果の高いMTAセメントを用いて、根管をしっかりと封鎖する根管充填を行う

③白い被せ物であるセラミッククラウンで修復する

①と③の工程は自費診療になるため費用がかかるものの、患者様はしっかり治療したいと希望されて当院を受診されていたため、治療計画に納得して同意いただきました。

まずはもともと詰められていた詰め物を外し、歯科用マイクロスコープを使用して根管を丁寧に洗浄し、消毒をします。
その後、MTAセメントを用いて根の先端まで隙間なく密封しました。

次に、被せ物を装着するために歯の形を整え、型取りを行います。

後日、完成したセラミッククラウンが歯にピッタリと合っているか、噛み合わせに問題がないかを十分に確認したうえで装着し、治療を終了しました。

治療期間 約3週間
費用 120,000円
(根管治療)
治療のリスク ・まれに根管治療後も再治療、外科手術、抜歯などの処置が必要となる場合があります
・治療中まれに器具の破折、被せ物や詰め物など修復物の損傷、歯の破折が起こる場合があります
・治療中や治療後に不快症状が出たり、治療後に痛みや腫れなどが生じたりする可能性があります
・装着に際し、天然歯を削る場合があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

治療前

治療前 | 市ヶ谷・歯医者

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治療中

治療中 | 市ヶ谷・歯医者

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治療後

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60代男性 歯茎が腫れて痛みが出ている歯根に精密根管治療を施し抜歯せずに治療を行った症例[2025年08月26日]

患者 60代男性
主訴 「他院で根管治療を行ったが、歯茎の腫れが引かず、噛んだときに痛みがある」とご相談いただきました。
診断 レントゲンを撮影して詳しく拝見したところ、右下奥歯には神経や血管が通る根管に清掃と消毒を行う根管治療が施されていましたが、本来根管がある部位とは違う場所に誤って穴を開けてしまうパーフォレーションが起きていました。
これが原因で違った方向に違う根管を作ってしまっており、治療が必要な実際の根管は手つかずの状態です。

すでに痛みと歯茎が腫れる症状が出ているため、このまま放置すると歯根の周辺組織にまで感染が広がって歯を支える骨が溶け、将来的に歯を失うリスクがあります。

以上のことから、早急に適切な根管治療をする必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容 患者様は「歯を残したいので、精密な治療をしてほしい」とご希望だったため、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を用いて徹底的に感染部位を除去する精密根管治療を提案しました。

メリット:肉眼では見にくい部分まで正確に確認しながら処置ができるため、保険診療の根管治療と比べて精度の高い治療ができる
デメリット:自費診療なので、保険診療の治療と比較するとやや費用がかかる

メリットとデメリットを丁寧にお伝えしたところ、治療に同意いただきました。

まずは、マイクロスコープを用いて精密根管治療を行います。
治療が必要な感染根管を発見し、感染した部分を丁寧に除去しました。

根管内が清潔になったことを確認し、再び細菌が入り込まないよう、殺菌効果が高く根管をしっかりと封鎖することが可能な薬剤であるMTAを詰め、治療を終了しました。

治療期間 約4週間
費用 約120,000円
(根管治療)
治療のリスク ・まれに根管治療後も再治療、外科手術、抜歯などの処置が必要となる場合があります
・治療中まれに器具の破折、被せ物や詰め物など修復物の損傷、歯の破折が起こる場合があります
・治療中や治療後に不快症状が出たり、治療後に痛みや腫れなどが生じたりする可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外)です

治療前

治療前 | 市ヶ谷・歯医者

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治療中

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治療後

治療後 | 市ヶ谷・歯医者

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40代女性 銀歯の下で再発した虫歯を除去して審美性の高いセラミックの詰め物で修復した症例[2025年07月25日]

患者 40代女性
主訴 「銀歯が気になるので、白くきれいにしたい」とご相談いただきました。
診断 拝見したところ、左上奥歯に装着されていた銀歯の周辺に、2次的な虫歯が認められました。
2次的な虫歯とは、過去に治療した詰め物や被せ物の隙間から細菌が侵入し、再び虫歯になってしまう状態のことです。
銀歯は経年劣化で歯との境目に微細な隙間ができやすく、そこから細菌が入って虫歯が再発することがあります。

このまま放置すると虫歯がさらに進行し、歯の神経にまで達するリスクがあるため、虫歯の除去と同時に、患者様の希望どおり審美的な改善も行う必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容 銀歯と虫歯を除去したあとの治療方法として、セラミックの詰め物で修復するセラミック治療を提案し、同意いただきました。

セラミック治療は、天然歯に近い色調で審美性に優れたセラミックを用いた治療方法で、虫歯の再発リスクを抑えられる点が特徴です。
その一方、自費診療なので比較的費用がかかること、強い衝撃がかかるとセラミックが欠けたり割れたりするリスクがあることも併せてお伝えしました。

まずは装着されていた銀歯を除去し、その下で発生していた虫歯を丁寧に取り除きます。
続いて、セラミックの詰め物が適切に装着できるよう、歯の形を整えました。歯を削る際は、健康な歯の削除量を最小限に抑えることを心がけています。

次に精密な型取りを行い、患者様の歯の色調に合わせたセラミックの詰め物を作製しました。
詰め物の素材には、セラミックのなかでも強度と審美性を兼ね備えたEMAX(イーマックス)を選択しています。

後日、完成したセラミックの詰め物を装着して慎重に噛み合わせを整え、使用感に問題がないことを確認し、治療を終了しました。

治療期間 約4週間
費用 約100,000円
(EMAXインレー1本)
治療のリスク ・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります
・装着に際し、天然歯を削る場合があります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

治療前

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治療中

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治療後

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60代男性 欠けた奥歯を強度と審美性に優れたオールジルコニアクラウンで修復した症例[2025年07月22日]

患者 60代男性
主訴 「歯が欠けているので、自然な白い歯になるよう治療をしたい」とご相談いただきました。
診断 拝見したところ、奥歯の一部が欠けている状態でした。

このままでは見た目に悪影響が出るだけでなく、欠けた部分から細菌が侵入しやすくなり、将来的に虫歯のリスクが高まります。また、欠けている歯は神経が生きている「生活歯」であるため、放置すると知覚過敏が起こったり、虫歯になった場合は神経にまで進行したりするおそれもあります。

以上のことから、早急に治療をする必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容 欠けた歯を修復するために、自然な白さと透明感を再現できるセラミッククラウンによる治療を提案し、同意いただきました。
セラミッククラウンによる治療は自費診療なので比較的費用がかかりますが、強度が高く、高い審美性を長期間保つことができる点が大きなメリットです。

また被せ物に使用するセラミックは、セラミックの中でも非常に強度が高い「オールジルコニアクラウン」を選択しました。

治療を開始する前に、歯の神経が生きているかどうかの最終確認を行います。
詳しい検査の結果、生活歯であることがわかったため、麻酔を使用して神経を保護しながら治療を進めることにしました。

次に、歯全体を一回り小さく削り、オールジルコニアクラウンをしっかりと装着できるよう整える処置を行います。欠けた部分を含めて歯全体を適切な厚みまで削って、滑らかな表面に仕上げました。

歯の形を整えたあと、精密な型取りである印象採得を行い、この型取りをもとに歯科技工士が患者様専用のオールジルコニアクラウンを作製します。
オールジルコニアクラウンが完成するまでは、削った歯を保護するために仮歯を装着し、日常生活に支障が出ないよう配慮しました。

後日、完成したオールジルコニアクラウンの噛み合わせや色調に問題がないことを、患者様と一緒に確認します。
最後に、接着強度の高い専用のセメントを使用してしっかりと装着し、治療を終了しました。

治療期間 約2週間
費用 約120,000円
(補綴治療)
治療のリスク ・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります
・装着に際し、天然歯を削る場合があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

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治療後

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40代女性 根元が割れて温存できない奥歯を抜いてインプラントで修復した症例[2025年07月22日]

患者 40代女性
主訴 「歯が痛い。歯ぐきが腫れてきたので診てほしい」と定期検診で通院中の患者様よりご相談いただきました。
診断 拝見したところ、左下の奥歯(第1大臼歯)に被せ物が装着されていました。
痛みの原因を詳しく確認するためレントゲン検査をすると、左下奥歯の歯根が縦方向に割れており、その影響で痛みや歯ぐきの腫れが起きていると考えられました。

根が割れた歯は温存することが難しく、このまま放置すると炎症が広がり周りの歯に影響を及ぼすおそれがあるため、抜歯が必要になる場合があります。

ただし、レントゲン検査だけではほんとうに歯根が割れているかどうか確定することができません。

以上のことから、まずは被せ物を取り外し内部を確認したうえで適切な処置を行うことが望ましいと診断しました。

行ったご提案・治療内容 診断結果を丁寧にご説明し、患者様の承諾を得たうえで被せ物を外したところ、歯の根が割れていることが確認できました。
そのため今回は歯の温存が難しい旨をお伝えし、抜歯に同意いただきました。
抜歯後に歯を補う方法として、以下2つを提案しています。

①前後の歯を利用して橋渡しのように歯を入れるブリッジ
メリット:保険診療内でも治療可能で、比較的短期間で治療が完了する
デメリット:支えとなる前後の歯に負担がかかり、将来的に歯の寿命が短くなる恐れがある

②人工の歯根をあごの骨に埋めてその上に歯を取り付けるインプラント治療
メリット:抜歯部位のみを治療できるため、周りの歯に負担をかけることなく治療を進められる。自然な見た目と噛み心地が期待できる
デメリット:自由診療で費用がかかる。治療期間が比較的長く、外科処置を伴うため身体的負担がある

それぞれのメリット・デメリットをお伝えしたところ、患者様は②のインプラント治療を選択されました。

まず、左下奥歯を抜歯しました。
続いてインプラント手術を実施し、インプラントを正しい位置と角度であごの骨に埋入しています。
インプラント手術後、インプラントの周りに細菌感染(インプラント周囲炎)が起こったため一度インプラントを除去し、1ヶ月後に新しいインプラントを再度埋入し経過を観察しました。

再手術後、インプラントがあごの骨に問題なく定着したことを確認してから型取りを行い、インプラントの上に取り付ける人工歯を作製・装着して、治療を終了しました。

治療期間 約6ヶ月
費用 420,000円
治療のリスク ・外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
・メンテナンスを怠ったり、喫煙したりすると、お口の中に大きな悪影響を及ぼし、インプラント周囲炎等にかかる可能性があります
・糖尿病、肝硬変、心臓病などの持病をお持ちの場合、インプラント治療ができない可能性があります
・高血圧、貧血・不整脈などの持病をお持ちの場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります
・自費診療(保険適用外治療)です

治療前

治療前 | 市ヶ谷・歯医者

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治療中

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治療後

治療後 | 市ヶ谷・歯医者

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50代女性 治療が不十分だった歯に再度根管治療を施しジルコニアクラウンで修復した症例[2025年06月28日]

患者 50代女性
主訴 「欠けた歯を治して白い歯を入れたい」とご相談いただきました。
診断 拝見したところ、左上の小臼歯が欠けていました。
レントゲンを撮り詳しく確認したところ、過去に根管治療が施されていたものの、根の中に薬がしっかりと詰められておらず治療が不十分な状態でした。そのため、根管から歯根を覆う歯根膜が細菌感染して炎症を起こす慢性歯根膜炎が生じています。
根管治療とは、歯の神経を除去し神経が通っている根管を洗浄・消毒する治療です。

このまま放置すると細菌感染がさらに進行し、歯根周囲の骨が破壊されたり膿んだりして最終的に歯を失うおそれがあるため、早急な治療が必要と診断しました。

行ったご提案・治療内容 診断結果をお伝えした上で、再度根管治療を行ってから、殺菌効果の高いMTAセメントを用いて根管をしっかりと封鎖し、その後ジルコニアクラウンで修復する治療計画を提案し、同意いただきました。

ジルコニアクラウンは、人工ダイヤモンドとも呼ばれるほど高い強度と耐久性を持つジルコニアで作る被せ物です。
自然な白さと強度を兼ね備えているため、奥歯のような強い力がかかる場所に適しています。
ただし非常に硬いため、噛み合わせの調整が不十分な場合には噛み合わせる相手の歯に負担をかける可能性があります。

まず根管を丁寧に洗浄・消毒し、MTAセメントを用いて根の先端まで隙間なく密封しました。
その後、被せ物を装着するために歯の形を整え、型取りを行っています。

後日、完成したジルコニアセラミックが歯にピッタリと合っているか、噛み合わせに問題がないかを十分に確認した上で装着し、治療を終了しました。

治療期間 約1ヶ月
費用 約264,000円
(根管治療・補綴治療)
治療のリスク ・まれに根管治療後も再治療、外科手術、抜歯などの処置が必要となる場合があります
・治療中まれに器具の破折、被せ物や詰め物など修復物の損傷、歯の破折が起こる場合があります
・治療中や治療後に不快症状が出たり、治療後に痛みや腫れなどが生じたりする可能性があります
・装着に際し、天然歯を削る場合があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

治療前

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治療後

治療後 | 市ヶ谷・歯医者

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60代女性 欠損した上下奥歯にインプラントを埋入して噛み合わせを回復した症例[2025年06月21日]

患者 60代女性
主訴 「入れ歯をやめて、固定式のインプラントにしたい」とご相談いただきました。患者様は、紹介によりアメリカから来院いただいています。
診断 拝見したところ上下奥歯が欠損しており、上下とも部分入れ歯を使用していました。

レントゲン撮影をして骨の状態を詳しく検査したところ、骨の密度や高さは十分にあるものの、骨の横幅(厚み)が足りないことが判明しました。
患者様は顎の骨にネジを埋め込んでその上に人工歯を装着するインプラント治療を希望されていますが、このままの状態でインプラントを埋入すると、骨とインプラントがしっかりと結合しないリスクがあります。

以上のことから、インプラント治療をする前に顎の骨を増やす骨増生を行う必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容 診断結果をお伝えした上で以下の治療方法を提案し、同意いただきました。

・上顎に4本、下顎に2本のインプラントを埋入する。その際、まずは下顎の治療を行い、その後上顎の治療を行う
・インプラント埋入と同時に骨増生を行って骨の幅を十分に作り、インプラントが骨としっかり結合するように進める

インプラントは、ほかの健康な歯を削らずに治療が可能で、自然な見た目と噛み心地が期待できます。
その反面、自費診療のため比較的費用がかかること、外科手術が必要なので治療期間は長めになることがデメリットです。

まず下顎にインプラントを2本埋入し、傷の治りを待っている間に上顎にもインプラントを4本埋入します。それぞれ、併せて骨増生も行いました。

経過観察後、レントゲン撮影をしてインプラントと骨が問題なく結合していることが確認できたため、インプラントの上部に装着する被せ物を製作するため、精密な型取りを行います。

後日、完成した被せ物をインプラントに装着し、噛み合わせをしっかりと調整して治療を終了しました。

治療期間 約1年
費用 約3,600,000円
治療のリスク ・外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
・メンテナンスを怠ったり、喫煙したりすると、お口の中に大きな悪影響を及ぼし、インプラント周囲炎などにかかる可能性があります
・糖尿病、肝硬変、心臓病などの持病をお持ちの場合、インプラント治療ができない可能性があります
・高血圧、貧血・不整脈などの持病をお持ちの場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります
・自費診療(保険適用外治療)です

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40代女性 銀歯を除去しガラスセラミック素材の詰め物で審美性を回復した症例[2025年06月21日]

患者 40代女性
主訴 「銀歯を白く、きれいにしたい」とご相談いただきました。
診断 拝見したところ、左下の奥歯2本と右下の奥歯1本には過去の治療によって金属の詰め物が装着されていました。

金属の詰め物は、保険診療のため比較的安価に治療できる点が特徴です。
一方で、お口を開けた際に目立ちやすく、審美性に欠けます。また、時間とともに変形し歯との間に隙間ができ、そこに細菌が入り込むことで虫歯が再発しやすくなる点もデメリットです。

以上のことから、患者様のご希望である審美性の改善も含め、新しい詰め物に替える必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容 金属の詰め物を外したあとの新しい詰め物の素材には、EMAX(ガラスセラミック素材の歯科材料)を提案し、同意いただきました。

【EMAXのメリット・デメリット】
メリット:天然歯に近い色調と透明感を持ち、審美性に優れている。金属を使用していないため、金属アレルギーの心配がない。天然歯と同程度の強度を備え、噛み合う歯への負担が少ない
デメリット:瞬間的な強い力に弱く、硬いものを噛むと割れる可能性がある

まず、古い詰め物を取り外し、新しい詰め物に適した形に歯を削り、整えました。その際、なるべく歯を残せるよう削る量は最低限にとどめています。
続いて、型取りを行い、完成した詰め物が歯にぴったりと合い隙間がないか、噛み合わせに問題がないかなどを確認したあと接着し、治療を終了しました。

治療期間 約4週間
費用 約300,000円
(補綴治療)
治療のリスク ・装着に際し、天然歯を削る場合があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

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治療後

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40代女性 隣接面が欠け虫歯が再発している奥歯をオールジルコニアアンレーで修復した症例[2025年05月23日]

患者 40代女性
主訴 「歯が欠けてしまった。少ししみるので診てほしい」とご相談いただきました。
診断 拝見したところ、左下奥歯は隣の歯と接する部分がエナメル質から欠けていました。
エナメル質は歯の最外層を覆う非常に硬い組織です。人体の中でも最も硬い組織で、歯の表面を保護しながら酸や熱、冷たいものといった刺激から内部の組織を守る役割を担っています。

またこの歯は過去に治療を行っており、内部で虫歯が再発していました。
このまま放置すると虫歯がさらに進行し、痛みが強くなる恐れがあります。

以上のことから、虫歯の再治療と欠けた歯を修復する治療を早急に行う必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容 エナメル質が欠けていることから、患者様は噛み合わせる力が強いと考えられます。
そこで虫歯治療後は、ジルコニア素材での修復を提案し、同意いただきました。

ジルコニアは人工ダイヤモンドとも呼ばれるセラミックの一種で、高い強度と優れた審美性があり、患者様のように噛む力が強い場合に適している素材です。
口腔内は食事や飲み物によって温度が変わったり、酸性・アルカリ性に変化したりしますが、ジルコニアはそのような過酷な環境でも安定して使用できます。
また土台の歯とジルコニアの間に隙間ができにくいため、ブラッシングなど日常の口腔ケアを適切に行うことで虫歯の再発リスクを抑える効果も期待できます。
ただし、保険適用外のため費用がかかる点がデメリットです。

まず虫歯の再発部分を丁寧に取り除き、歯の形を整えました。
歯の形を整える際には、歯の寿命を長く保ち将来的な虫歯の再発リスクを低減するため、削る量を最小限にとどめています。
その後、精密な型取りを行い、後日完成したジルコニアの詰め物(オールジルコニアアンレー)を装着して治療を終了しました。

治療期間 約2週間
費用 約120,000円
治療のリスク ・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・装着に際し、天然歯を削る場合があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

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