市ヶ谷の歯医者、海谷歯科医院です。
当院では下記の期間を夏季休診とさせていただきます。
8月9日(土)~ 14日(木)
また下記の日にちはメインテナンスのみ受付とさせていただきます。
8月20日(水)
ご予約ご来院の際にはご確認下さい。
何卒よろしくお願い致します。
患者 | 40代女性 |
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主訴 | 「銀歯が気になるので、白くきれいにしたい」とご相談いただきました。 |
診断 | 拝見したところ、左上奥歯に装着されていた銀歯の周辺に、2次的な虫歯が認められました。 2次的な虫歯とは、過去に治療した詰め物や被せ物の隙間から細菌が侵入し、再び虫歯になってしまう状態のことです。 銀歯は経年劣化で歯との境目に微細な隙間ができやすく、そこから細菌が入って虫歯が再発することがあります。 このまま放置すると虫歯がさらに進行し、歯の神経にまで達するリスクがあるため、虫歯の除去と同時に、患者様の希望どおり審美的な改善も行う必要があると診断しました。 |
行ったご提案・治療内容 | 銀歯と虫歯を除去したあとの治療方法として、セラミックの詰め物で修復するセラミック治療を提案し、同意いただきました。
セラミック治療は、天然歯に近い色調で審美性に優れたセラミックを用いた治療方法で、虫歯の再発リスクを抑えられる点が特徴です。 まずは装着されていた銀歯を除去し、その下で発生していた虫歯を丁寧に取り除きます。 次に精密な型取りを行い、患者様の歯の色調に合わせたセラミックの詰め物を作製しました。 後日、完成したセラミックの詰め物を装着して慎重に噛み合わせを整え、使用感に問題がないことを確認し、治療を終了しました。 |
治療期間 | 約4週間 |
費用 | 約100,000円 (EMAXインレー1本) |
治療のリスク | ・治療中に痛みを伴う場合があります ・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります ・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります ・装着に際し、天然歯を削る場合があります ・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります ・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です |
治療前
治療中
治療後
患者 | 60代男性 |
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主訴 | 「歯が欠けているので、自然な白い歯になるよう治療をしたい」とご相談いただきました。 |
診断 | 拝見したところ、奥歯の一部が欠けている状態でした。
このままでは見た目に悪影響が出るだけでなく、欠けた部分から細菌が侵入しやすくなり、将来的に虫歯のリスクが高まります。また、欠けている歯は神経が生きている「生活歯」であるため、放置すると知覚過敏が起こったり、虫歯になった場合は神経にまで進行したりするおそれもあります。 以上のことから、早急に治療をする必要があると診断しました。 |
行ったご提案・治療内容 | 欠けた歯を修復するために、自然な白さと透明感を再現できるセラミッククラウンによる治療を提案し、同意いただきました。 セラミッククラウンによる治療は自費診療なので比較的費用がかかりますが、強度が高く、高い審美性を長期間保つことができる点が大きなメリットです。 また被せ物に使用するセラミックは、セラミックの中でも非常に強度が高い「オールジルコニアクラウン」を選択しました。 治療を開始する前に、歯の神経が生きているかどうかの最終確認を行います。 次に、歯全体を一回り小さく削り、オールジルコニアクラウンをしっかりと装着できるよう整える処置を行います。欠けた部分を含めて歯全体を適切な厚みまで削って、滑らかな表面に仕上げました。 歯の形を整えたあと、精密な型取りである印象採得を行い、この型取りをもとに歯科技工士が患者様専用のオールジルコニアクラウンを作製します。 後日、完成したオールジルコニアクラウンの噛み合わせや色調に問題がないことを、患者様と一緒に確認します。 |
治療期間 | 約2週間 |
費用 | 約120,000円 (補綴治療) |
治療のリスク | ・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります ・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります ・装着に際し、天然歯を削る場合があります ・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります ・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります ・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です |
治療前
治療中
治療後
患者 | 40代女性 |
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主訴 | 「歯が痛い。歯ぐきが腫れてきたので診てほしい」と定期検診で通院中の患者様よりご相談いただきました。 |
診断 | 拝見したところ、左下の奥歯(第1大臼歯)に被せ物が装着されていました。 痛みの原因を詳しく確認するためレントゲン検査をすると、左下奥歯の歯根が縦方向に割れており、その影響で痛みや歯ぐきの腫れが起きていると考えられました。 根が割れた歯は温存することが難しく、このまま放置すると炎症が広がり周りの歯に影響を及ぼすおそれがあるため、抜歯が必要になる場合があります。 ただし、レントゲン検査だけではほんとうに歯根が割れているかどうか確定することができません。 以上のことから、まずは被せ物を取り外し内部を確認したうえで適切な処置を行うことが望ましいと診断しました。 |
行ったご提案・治療内容 | 診断結果を丁寧にご説明し、患者様の承諾を得たうえで被せ物を外したところ、歯の根が割れていることが確認できました。 そのため今回は歯の温存が難しい旨をお伝えし、抜歯に同意いただきました。 抜歯後に歯を補う方法として、以下2つを提案しています。 ①前後の歯を利用して橋渡しのように歯を入れるブリッジ ②人工の歯根をあごの骨に埋めてその上に歯を取り付けるインプラント治療 それぞれのメリット・デメリットをお伝えしたところ、患者様は②のインプラント治療を選択されました。 まず、左下奥歯を抜歯しました。 再手術後、インプラントがあごの骨に問題なく定着したことを確認してから型取りを行い、インプラントの上に取り付ける人工歯を作製・装着して、治療を終了しました。 |
治療期間 | 約6ヶ月 |
費用 | 420,000円 | 治療のリスク | ・外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います ・メンテナンスを怠ったり、喫煙したりすると、お口の中に大きな悪影響を及ぼし、インプラント周囲炎等にかかる可能性があります ・糖尿病、肝硬変、心臓病などの持病をお持ちの場合、インプラント治療ができない可能性があります ・高血圧、貧血・不整脈などの持病をお持ちの場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります ・自費診療(保険適用外治療)です |
治療前
治療中
治療後