患者 | 57歳 男性 |
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主訴 | 前歯が腫れた。 |
診断 | 歯根破折による歯肉の炎症。 患者は営業のため前歯がないのが困るため仮歯が必要。 しかし右側はポーセレンのブリッジが入っているため除去はできないためインプラント修復を希望した。 |
治療内容 | 抜歯後即時埋入はこのケースは腫れがひどいため無理かと思われたがCTによる診断にて可能と診断。 処置を行った。同時に結合組織移植を行っている。 |
治療期間 | 4ヶ月 |
費用 | 費用 495,000円 |
治療のリスク | 症状やお体の状態により、ご希望通りの結果とならない場合がございます。 |
患者 | 45歳 女性 |
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主訴 | 歯が疼く。他院にて抜歯かも?と言われた。 |
診断 | 根管充填不備による歯根膜炎 |
治療期間 | 2ヶ月 |
費用 | 100,000円 |
治療後の状況 | 現在経過観察中で予後良好 |
治療のリスク | 症状、状態によってはご希望に添えない場合がございます。 |
患者 | 32歳 女性 |
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主訴 | 歯茎が腫れて痛い。他院にて抜歯かもと言われセカンドオピニオン。 |
診断 | 根管充填不備による急性歯根膜炎 |
治療内容 | 根管穿通、洗浄、拡大 上部構造 PGAクラウン この冠を選んだ理由:再度の治療のため歯の強度に問題ある。 この状態で保険の歯(パラジュウム)を入れた場合破折の危険があると説明。 硬さが天然歯に優しい材質を選択した。 |
費用 | 根管治療 100,000円 被せ物 120,000円 |
治療後の状況 | 予後1年 予後良好 |
治療のリスク | 症状、状態によってはご希望に添えない場合がございます。 |
患者 | 51歳 女性 |
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主訴 | 歯の歯折 |
診断 | 歯の歯折による抜歯。 抜歯後入れ歯かブリッジかインプラントを提案。 入れ歯、ブリッジ共に隣在歯に与える影響を考えると、予後があまり良いとはいえず、欠損が第一大臼歯ということを考えるとインプラントが最良と診断。 また、垂直的にほねの高さが足りないため上顎洞挙上術を提案。 受け入れていただいたので治療にかかった。 |
治療期間 | 約5ヶ月 |
費用 | 486,000円 |
治療後の状況 | 予後4ヶ月 良好 |
治療のリスク | ケースにより思い通りの形にならない場合もあります。 |
患者 | 56歳 男性 |
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主訴 | 歯茎が痛い。 噛むと痛い。 |
診断 | 歯槽膿漏と咬合による骨欠損(根分岐部病変) リグロスと結合組織による再生療法を提案。 |
治療内容 | 徹底的な根面のデブライドメンド(清掃)を行い骨補填材とリグロスを骨欠損部に填入、縫合を行った。 |
費用 | 10万円 |
治療後の状況 | 術後1年予後良好 |
治療のリスク | ケースにより思い通りの形にならない場合もあります。 |
患者 | 58歳 女性 |
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主訴 | 歯茎が腫れている。 噛むと違和感がある。 |
診断 | 右第一大臼歯近心部の垂直性の骨欠損 被せ物による早期接触とブラッシング不良が原因と診断。 ブラッシングの徹底的な改善後リグロスによる再生療法を患者に提示後了承を得治療を開始。 |
治療期間 | 10ヶ月 |
費用 | 再生療法、補綴物の合計で25万円 |
治療のリスク | ケースにより思い通りの形にならない場合もあります。 |
患者 | 45歳 女性 |
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主訴 | 左下に入れた歯が気に入らない。 |
診断 | ブリッジで治療すると長くは持たないことを説明。 理由は第一大臼歯欠損の場合咬合圧が強くかかるため ブリッジがたわみいずれ隣の歯に影響を与えるため。 また次に何かあった場合再び全ての補綴物のやり変えになる点。 これらを踏まえインプラントを提示し承諾を得た。 利点は全ての歯が単独の歯になる。 |
治療期間 | 約4ヶ月 |
費用 | 約70万円(隣の歯のやりかえを含む) |
治療のリスク | ケースにより思い通りの形にならない場合もあります。 |
患者 | 52歳 女性 |
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主訴 | 前歯がはれた。 |
診断 | 歯根破折による炎症 |
治療内容 | このケースは隣在歯がインプラントがすでに埋入されておりかなり難しいケース。 歯肉のラインもすでに天然歯のレベルよりあがっており、しかし、患者は歯肉の移植はのぞまなかった。 歯間の骨、歯肉を落とさないように※ソケットシールドテクニックを用いて治療をおこなった。 ※ソケットシールドテクニックとは残っている歯牙を利用して、組織を温存する方法 |
治療期間 | 約4ヶ月 |
費用 | 50万円 |
患者 | 38歳 男性 |
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主訴 | 歯が取れた。 |
診断 | 抜歯をせざるえない状況です。 親知らずの移植を提案。 親知らずの移植後3ヶ月ご補綴治療 |
費用 | 移植 100,000円 |
医師のコメント | 現在予後2年 予後良好 |
これは患者さんからしてみれば非常に納得いかないし、つらいものです。
長い治療を終えてやっとと思ったのにまた、痛い。しかしこの状態は単に根の治療の良し悪しだけで片付けられないこともあります。
噛み合わせの状態が作られた被せ物があっていない。根の処置が不十分など考えられます。
一つ一つ説明していきます。
まず冷たいもの、熱いものがあるしみている状況から神経の治療をした場合は根の中にまだ、神経が残っている場合(不十分)、また、全ての根の治療ができていない。(例えば3つあるのに2つしかやっていない)、噛み合わせがあっていないという原因がある考えられます。
また、以前根の治療をやった歯が痛くてやり直した場合、これは非常にシビアな状況になっているケースが多いです。難治性ということです。場合によっては抜歯になることもあります。治療としては丁寧に根を探し、中を清掃していくしか治す手立てはありません。
また、根の状態は良いのに、噛むと痛い場合は被せ物があっていない可能性が高いということになります。
このように一つの症状であってもいろいろな原因が考えられるわけです。
中には歯根自体が破折している場合もあります。このケースも折れている位置が悪ければ抜歯となります。
ですから少しでも違和感があればなるべく早めに歯科医院に行ってみてもらってください。
手遅れになる前に。
市ヶ谷の歯医者・歯科、海谷歯科医院です。
歯にとって神経は非常に重要なものです。その理由は神経をなくすと歯自体が経年的に脆くなっていき、やがては歯が折れたり、割れたりしやすくなるためです。
そして割れた所の場所が悪い場合には抜歯になってしまいます。そのためできるだけ神経を保存する治療が必要になります。ひと昔前ならば抜髄(神経をとる)していたものが今ではMTAという薬を使い残せるようになってきています。ただし保険外治療となります。
しかし全ての症例が残せるわけではなく、深い虫歯で神経が細菌に感染しているような場合はやむなく神経を取らざる得ない場合もあります。その見極めの診断こそが重要なファクターになってきます。
その歯にとって最適の治療法をおこなってくれる歯科医をさがしてください。