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海谷歯科医院

根管治療の進め方

みなさんこんにちは。海谷歯科医院海谷です。
今日は根管治療のベーシックな進め方についてお話しします。

まず患者さんから根管治療をしたのに痛い。神経をとったのに痛みが取れない。という患者さんが当院にお見えになります。
ここでまず視診、打診を行い疑わしい歯牙を限定しレントゲン診査を行います。
右のレントゲン像は根管治療の不備による歯根膜炎の像を示しています。
矢印のところが周りの像より黒くなっていると思います。これは典型的な像です。

レントゲン写真

まず根管の中の感染した充填物を徹底的に除去していきます。
この作業は非常にきめ細かく大変な作業になります。
右の写真のようになるまで根気よく作業をしていきます。
その後、根管の拡大をNiTi ファイルで行い抗生物質を根管内に塗布し密閉することにより根管内を無菌的にしていきます。

レントゲン写真

最低1日おいて痛み、腫れのないのを確認し、ラバーダム防湿の上、根管内にMTAを充填していきます。
必ずレントゲンで確認しながら行うのが常道です。

レントゲン写真

根管の先までしっかり入っていないと治癒に関わります。
このレントゲンをきちんと明示する歯科医院に通ってださい。
レントゲンも取らず、ラバーもしないような歯科医院には行かれない方が賢明です。
大体3回ぐらいで当院では終了となります。
あまりに何回も通わなければならないのも考えものです。
自分の歯は自分自身でしか守れないのですから。

レントゲン写真
ここです!重要なのは。

当院のホームページにいろいろな症例が出ていますので、またご覧になってください。

 

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記事の著者

海谷 幸利

海谷 幸利(かいや ゆきとし)

経歴
1996年 海谷歯科医院 開業
歯学博士
所属学会・スタディグループ
5-D Japan メンバー
OJ 正会員
EAED(ヨーロッパ審美学会)アフィリエイトメンバー
東京SJCD会員
国際インプラント学会 認定医(ICOI)
AAP会員
南カリフォルニア大学客員研究員
日本顕微鏡学会会員
日本歯周病学会会員
厚生労働省認定臨床研修指導医
 
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