当院の患者様は治療後も予防や健康的な歯を維持するためメインテナンスに通われています。
当院の予防歯科についてご覧くださいませ。
患者 | 40代男性 |
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主訴 | 「前歯の見た目が悪くコンプレックスを感じている。歯をあまり削らずに綺麗にしたい」とご相談いただきました。 |
診断 | 拝見したところ、上の前歯4本(右側切歯/2番〜左側切歯)が変色し歯の形も悪く、装着されていた白い詰め物も劣化していました。
一般的に、上の前歯はお口を開けた時に最も目立つ部分であり、口元の印象を大きく左右します。 |
行ったご提案・治療内容 | 歯を修復するために、歯の表側のみを削ってから美しい白さの「セラミック」の板を貼り付ける「ラミネートベニア」と、歯を一回り小さく削ってから白い被せ物を装着する2つの治療方法を提案しました。
ラミネートベニアは、被せ物と比較して歯を削る量が少ないのがメリットですが、接着力は被せ物よりも弱いため外れるおそれがあります。 歯の模型上で仕上がりを再現する「ワックスアップ」を行い、実際にどのように色や形を改善できるのか患者様とディスカッションを重ねました。 まず、前歯4本を丁寧に削って形を整えます。その後、仕上がりをより具体的にイメージできるよう、削った歯に直接プラスチック樹脂の「レジン」を盛り付けてシミュレーションを行いました。 |
治療期間 | 約2週間 |
費用 | 500,000円 |
術後の経過・現在の様子 | ラミネートベニアや被せ物が周りの歯としっかり馴染み、美しい仕上がりになりました。治療終了から6ヶ月が経過した現在も良好な状態を維持しています。 患者様にも「綺麗な前歯になり、人前でも自信を持って笑えるようになった」と大変お喜びいただけました。 今後も定期的に経過を観察していく予定です。 |
治療のリスク | ・装着に際し、天然歯を削る必要があります ・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります ・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックやジルコニアが割れる可能性があります ・ラミネートベニアは中の歯の色の影響を受けやすいため、変色が強い歯には適さない場合があります ・自費診療(保険適用外治療)です |
治療前
治療中
歯を削った後の写真です。
作製した被せ物とラミネートベニアです。
治療後
歯の形が回復しています。
周りの歯と馴染んだ修復物が装着されています。