患者 | 50代男性 |
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主訴 | 「歯肉が腫れてきた、噛むと痛い」とご相談いただきました。 |
診断 | レントゲン撮影の結果、歯牙の破折(割れたり、折れたり、ひび割れたりすること)が認められました。そのため、歯を残すことは不可能であること、抜歯後の流れを患者様にご説明しました。 |
行ったご提案・治療内容 | 最後の臼歯のため、インプラント治療をご希望されましたが、埋伏していた親知らずを使う治療をご提案しました。 ただし移植の適応は44歳までというエビデンスもあり、もしつかなかった場合にはインプラント治療に移行することを患者様にご了解いただきました。 |
治療期間 | 約3か⽉ |
費用 | 104,000円(税別) |
術後の経過・現在の様子 | 予後6か月経ちますが、経過は良好に推移しています。 |
治療のリスク | しばらくは硬いものは避けていただく必要があります。 |
治療前
治療後
骨も回復しています。
治療前
歯肉を開いたところ、縦破折が認められました。
治療中
隣の親知らずを抜歯後移植しました。
約1か月後に根管治療を開始しました。
治療後
MTAにより根管充填(最終的に薬を詰める根管治療)し、予後良好です。
当院の患者様は治療後も予防や健康的な歯を維持するためメインテナンスに通われています。
当院の予防歯科についてご覧くださいませ。